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JESCOによるPCB処理事業の概要

JESCOでは、平成16年12月から操業を開始している北九州事業をはじめ、全国5ヵ所においてPCB廃棄物の処理施設を設置し、処理を推進しています。
平成26年6月には、PCB廃棄物の処理完遂に向けて、国の定めるPCB廃棄物処理基本計画が変更され、JESCOのPCB廃棄物処理事業基本計画もこれに従った変更を行いました。
変更の主な内容として、トランス類・コンデンサ類の一部については、従来の処理対象区域を越えて各事業所の処理能力を相互に活用して処理を行う体制としました。
安定器等・汚染物については、北九州事業所及び北海道事業所の2ヶ所の施設を活用し、全国の処理を行う体制としました。
また、保管されている方々がJESCOに処理委託を行う期限として計画的処理完了期限を設けるとともに、事業終了のための準備を行うための期間等を勘案して事業終了準備期間を設けました。
平成28年8月に施行されたPCB廃棄物特別措置法の改正により、PCB廃棄物を保管されている方々及びPCB使用製品を所有されている方々は、原則、計画的処理完了期限の一年前までにJESCOと処理委託契約を締結することが必要となりました。

高圧トランス・コンデンサ等の処理

安定器等・汚染物の処理

処理の開始・完了予定時期

PCBの処理方式

処理方式は、環境工学、機械工学、化学、産業医学などの広い分野の我が国最高水準の知識と経験を有する学識経験者で構成される委員会における処理の安全性・確実性の観点からの技術的検討・指導等に基づき選定しています。

処理方式 技術の概要 主な特徴
脱塩素化分解方式 PCBと薬剤等を十分に混合し、PCBの塩素を水素や水酸基等に置き換えて(脱塩素化)して、分解する方法 主たる生成物は脱塩素化された処理済油。穏やかな条件下での処理が行え、反応中にダイオキシン類・排水が発生しない。
水熱酸化分解方式 PCBを高温・高圧の水中において分解する方法 PCBを含む有機物を、二酸化炭素、水、塩類(NaCL)の無機物にまで分解。主たる生成物は処理済水。
溶融分解方式 プラズマトーチを熱源として、安定器等・汚染物を高温下において溶融分解する方法(処理技術名:プラズマ溶融分解法) PCBを含む有機物を、二酸化炭素、水、塩化水素、または、一酸化炭素、水素等の可燃ガスに分解・脱塩素化し、金属等の無機物を溶融する方法。主な生成物は、溶融固化体、金属体。

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環境省 Ministry of the Environment
環境省 ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物処理
JESCO

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